今回は、タレックスのイーズグリーンについてお話したいと思います。
私はコンタクトレンズを装着して偏光サングラスを用いていたのですが、長い時間の釣行ではドライアイになりやすく、釣行後の眼の疲れ、痛みは酷いというくらいに症状が現れてしまうほどでした。
よってこの数年は度入りでの偏光サングラスを用いるようにしています。
しかし、偏光サングラスと言っても色々なレンズカラーの種類があり天候によっては扱い難いカラーもあります。
天候・潮色・時間帯によってカラーのバリエーションを選んでいたのですが、度入りのサングラスとなるとその環境に対応するための数を所有するには、少々財布に厳しいのは否めないですね。
しかし、以前に用途別にカラーを使い分けていただけにやはり最低4種類は使いたいのだが・・・。
当初、トルービューフォーカスで仕立てた後に、マスターブルーと二本を仕立てたのですが、価格も高いので、お試しの意味で3本目は近所のメガネ屋さんで汎用の偏光レンズにて度入りを仕立ててみました。
これが大失敗であり、レンズ裏の映り込みが酷く歪みもある程度出てしまう。
レンズにカーブも付けられず横からの陽射しもきつく、釣行後の眼の疲れは酷いと言うくらい疲れ眼になってしまう。
また、今まで通り通常のメガネ同様の度数にしたため、ローライズなどの時は極小のガン玉を装着したり針結びには視界が滲んでしまうのです。
また、最初のトルービューフォーカスでも度数が通常のメガネと同様に仕立てたのですが薄型レンズのため歪みは抑えられていましたが、それでもマズメでは視界が滲んでしまいます。
これは2本目のマスターブルーも同様で、この三本の失敗を繰り返さないために、タレックスプロショップにてこのこれらの件を相談してみてました。
やはり汎用レンズではレンズ裏の映り込み、歪んだ視界はある程度出てしまうとの事でした。
そこで、イーズグリーンを用いて、これらの私のオーダーに対応出来るように検眼を何度も繰り返して微調整をしていただき、度数も柔らかめに調整していただきました。
これでやっと度入りのサングラスを掛けたまま作業が出来るようになったのです。
タレックスが最も優れていると言う点では製造に置いては、工程で6000以上もの品質管理項目を設けると同時に、7層構造、ミラー加工なら8層構造で構成されているレンズには全て製品番号を設け管理しているとのことであった。
これはタレックスを以前から愛用していただけに理解出来ました。
今回イーズグリーンについてimpressionしてみたいと思います。
薄暗いシーンでも明るさをキープできる色合いと眩しさを抑える機能とのバランスは、サングラスのイメージを一変させます。
○実釣インプレッション
海中が緑系のローライズに適しています。
晴天時は光透過率が40%と高く眩しさは否めないですが、最も明るい視界を確保でき、出番の多いレンズでもあります。
緑系の海中ではグレの居着き系 茶の魚体・通常の青い魚体を鮮明に識別できるし、コマセのひと粒までも確認出来るほど視認性は抜群です。
○日常ユーズでは
このイーズグリーンは光透過率が40%と明るいにも関わらず雑光が取り払われ、ドライブはもちろん、パソコンやテレビを見る時も雑光による画面の歪みやブレ感が無く実に快適なのです。
それは長い時間パソコン画面を見た後も眼の疲れが裸眼よりも疲れず、はっきりとその効果が体験出来ます。
室内なので多少の暗さは否めませんが、それでもPC使用後の眼の疲れは軽減されるから驚きです。
また他社の偏光サングラスで比較してみるとレンズ裏側への写り込みとレンズサイドの歪み、揺れ、ぼやけ、等、これらが眼に強いストレスになるのですが、タレックスレンズでは、この映り込みと歪みがほとんど無く、特筆すべきは画面のぼやけ、揺れが無いのです。
夜の室内に置いても照明の映り込みがなく、眼に与えるストレスを軽減していると思えます。